外資系コンサルとは? 年収や仕事内容・種類から転職のポイントまで徹底解説

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近年、転職市場でも注目の高まっている外資系コンサル業界。
経営課題の解決に取り組めることに加え、実力主義の世界で高収入やスキルアップが期待できることが人気の理由ではないでしょうか。
この記事では、外資系コンサルとはどのような職業か、仕事内容などの基本情報から、転職を希望する場合に押さえておきたいポイントや求められるスキルなどを解説します。
- INDEX(読了時間9分)
外資系コンサルとは?
外資系コンサルとは、外国資本のコンサルティングファームや、そこで働くコンサルタントを指す略語として使われている言葉です。
外資系コンサルに向いている人はこんな人
外資系コンサルタントに向いているのは以下のような人です。
- 高い成長意欲がある人
企業の経営課題の解決に取り組むからには、広く深い知見がなければ顧客からの信頼は得られません。日々顧客の業界や業務に関する知識を自らキャッチアップしていく努力が必要不可欠です。そのため、向上心や探究心の高い人が向いています。 - タフな人
外資系コンサルティングファームでは決められた期間内で成果を出す必要があるため、一人ひとりが受け持つ業務量は決して少なくありません。場合によっては、短期間で結果を出すために精神的にも肉体的にもハードワークが求められることもあるでしょう。
顧客との折衝やチーム内での協調も含めて、ストレスと上手に付き合いながら仕事に向き合える人が求められます。
外資系コンサルの評価制度とは?
外資系コンサルティングファームは実力主義で、勤続年数ではなくどのような成果を上げたのかで評価されます。年次に関係なく昇格できる一方、高いポジションほど要求されるレベルも当然上がっていきます。
またしばしば「Up or Out(昇格するか、さもなくば去れ)」という言葉が聞かれるように、成果を出せれば昇格が期待できますが、裏を返せば実力を出せなければ退職する人も多い世界です。
現在この風潮は弱まりつつあるようですが、このようなカルチャーがあることは認識しておきましょう。
外資系コンサルの年収は?
多くの外資系コンサルティングファームは年俸制を採用しています。年収水準は他業界と比較しても高く、30歳前後で1,000万円を超える人もいるようです。
業界で見られる一般的な役職ごとの年収の目安は以下です。なおインセンティブなどによっても大きく変わることがあるため、あくまでも一例として考えてください。
アナリスト 500万~800万円
コンサルタント 900万~1,500万円
マネジャー 1,100万円~2,000万円
パートナー 2,000万円~
※役職については次の章で解説します。
外資系コンサルの仕事内容や分類
ここからは、外資系コンサルの仕事内容や分類について解説します。
外資系コンサルの仕事内容
担当する企業の要望や事業内容によっても異なりますが、一般的にはプロジェクトごとにチームを組んでコンサルティングにあたります。日本にいながら海外のプロジェクトに入り、グローバルで取り組む場合もあるようです。
具体的な仕事内容は役職によって異なり、主に以下の4つの階層に分けられます。
実際の役職名や階層は企業によりますが、一例を紹介します。
- アナリスト/リサーチャー
主に分析や調査、資料作成を担当します。新卒や、若手の中途採用者などはこのポジションから入ることが多いようです。 - コンサルタント/アソシエイト/シニアコンサルタント
マネジャーの指導のもと、プロジェクトの実作業を担当します。自らの判断で分析や調査をリードし、顧客への提言を行います。中途採用も多いポジションです。 - マネジャー/シニアマネジャー/プロジェクトマネジャー
一般的な企業のマネジャーにあたるポジションで、プロジェクトの責任者として全体を取りまとめます。メンバー指導や予算管理など、幅広い職務が与えられます。 - パートナー/プリンシパル
共同経営者として、主にコンサルティングファームそのものの経営や、顧客開拓を行います。簡単にいってしまえば企業役員に近いポジションで、責任も増す一方、社内でも大きな権限を持ちます。
外資系コンサルの主な分類
外資系コンサルティングファームは、ジャンルや規模、ビジネスモデルによっていくつかに分けられます。主な分類は次の通りです。
- 総合系
経営戦略の策定やIT・システム導入、日常業務にいたるまで、あらゆる課題に対して一括してコンサルティングを提供する大規模なコンサルティングファームです。
世界4大会計事務所の「デロイト・トウシュ・トーマツ」「アーンスト&ヤング」「KPMG」「プライスウォーターハウスクーパース」から派生したファームや「アクセンチュア」があります。 - 戦略系
経営戦略やM&A戦略、新規事業戦略など、企業経営の最も重要なテーマの戦略策定・解決提案を行うコンサルティングファームです。近年では、提案だけでなく実行支援にも関わることもあるようです。
「マッキンゼー・アンド・カンパニー」「ボストンコンサルティンググループ」「ベイン・アンド・カンパニー」「A.T. カーニー」などが該当します。世界中にオフィスを構え、少数精鋭で名だたる有名企業の課題解決に取り組む、プロフェッショナルが集まる企業です。 - IT系
主にIT戦略策定やDX推進に関するコンサルティング、システム導入・運用支援を行います。近年のDX推進の流れを受けて、人材の需要が高まっています。 代表的な企業として「IBM」などがあげられます。 - 財務/監査法人系
監査法人から派生したコンサルティングファームです。監査系の業務以外にも、経営コンサル、ITアドバイザリー、M&Aアドバイザリー、株式公開支援、セキュリティ・リスクコンサルといった非監査系の業務も多く提供しています。「PwCアドバイザリー」「デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー」などが該当します。 - シンクタンク系
民間企業や官公庁と多彩なクライアントを対象とします。中でも民間企業を対象とした場合は、ITコンサルやマネジメントコンサルティングに注力しているケースが多く見られます。外資系ではありませんが、日本では「三菱総合研究所」 「NTTデータ経営研究所」などがあげられます。
外資系コンサルへ転職するメリット
外資系コンサルティングファームに転職する主なメリットは、以下の3つです。
スキルアップが期待できる
外資系コンサルティングファームで顧客からの高い要求に応えていくうちに、その後どのような分野でも通用する、次のようなポータブルなスキルが身に付きます。
- 論理的思考/構造化思考力
課題解決への筋道を論理的に組み立てる、高い論理的思考力が身につきます。
また、さまざまな要素が絡み合っているビジネスの現場で、全体感を把握し、要素分解して適切な論点と仮説を立てていくことができる構造化思考力も培われます。 - リサーチ/資料作成/分析力
リサーチや資料作成など多くの業務をこなしていくことで、各タスクの処理能力が全体的に向上します。 - プロジェクトマネジメント力
チームのリソースを最大限に活用し成果を上げていくための、プロジェクトマネジメント力も養われます。
人脈が広がる
外資系コンサルティングファームでは、多様性に富んだ世界中の優秀な人材が働いています。こうした人材とビジネスの現場で切磋琢磨することに加え、顧客企業の経営層やマネジャー層とつながることは、キャリアにおいて将来的な財産となります。
高収入が目指せる
先述したように、外資系コンサルティングファームは給与水準が高く、実力次第で高収入が期待できます。
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外資系コンサルのキャリアパス
外資系コンサルタントからのキャリアパスには、主に以下の4つが考えられます。
社内で昇格していく
コンサルタントとして実績を上げた後は、マネジャーへと昇格します。依頼企業からの案件についての方向性を決定し、チーム全体の統括や、部下への指導を行うポジションです。
マネジャーとして十分実績を積んだ後には、パートナーへと昇格していきます。
他のコンサルティングファームへの転職
同業界で職場を変える選択肢もあります。
培ったスキルを活かし、総合系から自身が取り組みたい分野に特化したコンサルティングファームに転職したり、より良い条件を追及したりと、転職の理由はさまざまです。
この場合、給与水準が担保できるだけでなく転職先からも即戦力として期待されます。
事業会社への転職
事業会社で活躍される人も多くいます。主に経営企画・戦略部門にて、企業戦略の策定・実行や推進を行うポジションで、企業内部から施策の実行にあたります。
経営企画に転職を検討されている方はこちらもご覧ください。
経営企画に転職するには? 必要なスキルや転職時のポイントを解説
経営者になる
起業したり、経営者になる人も少なくありません。
著名な外資系コンサル出身の経営者には、南場 智子さん(DeNA 共同創設者)、樋口 泰行さん(パナソニック 代表取締役専務執行役員)、前刀 禎明さん(元Apple Japan 代表取締役)などがあげられます。
外資系コンサルへ転職するためのポイント
最後に、外資系コンサルに求められるスキルや転職するためのポイントを解説します。
求められるスキルや経歴
- 学業が優秀である/高い専門性がある
コンサルティングファームの売り物はコンサルタント自身です。したがって、顧客企業により価値を感じてもらうため、学業が優秀な人材や高い専門性を持つ人材を好む傾向があります。例として、DX支援のニーズ拡大に対応するためにIT分野に精通したスペシャリストを採用したり、顧客の業界に関する知見を求め、その業界の事業会社の経験を持つ人を採用するなどがあげられます。
- 高いコミュニケーションスキルがある
一般的にコミュニケーションスキルといえば、「初対面でも臆せず会話できる」「相手に合わせて会話できる」「自分の意見を正しく伝えられる」などが思い浮かびます。しかし、コンサルタントには上記に加えて「顧客との会話の内外から潜在する課題を把握し、それを言語化していく力」が重要です。
企業によっては自社の抱えている課題の本質を言語化できていないことがあるので、その場合に課題を適切に言語化し、解決のための議論に導く力が求められるためです。 - ビジネスで通用する語学力
外資系コンサルティングファームであっても、英語力の必要性はポジションによって異なります。しかし昇格条件として語学力を求める企業もあり、何より語学力があればグローバルのプロジェクトにも参画できる可能性が広がります。外資コンサルで活躍するためには語学力の習得は必須と考え、磨いておくとよいでしょう。
転職を成功させるためのポイント
外資系コンサルティングファームの選考では、基本的なビジネススキルに加え、臨機応変に対応できる力や論理的思考力を確認されます。
例えば、面接の場でとっさに答えられない質問をされた場合、「どのように思考を巡らせ回答するのか」「臨機応変に対応できるのか」などの点が重要視されます。コンサルティングの現場では、顧客から難易度の高い要望が出てくるシーンがあるためです。
また多くの外資系コンサルティングファームの面接ではケース面接が取り入れられており、フェルミ推定を用いた問題解決の対策が必要となります。
他の業界と異なる独自のポイントになるため、外資系コンサルへの転職に特化したヘッドハンターや転職エージェントに相談し、過去の面接での質問例などしっかりと対策を練ることをおすすめします。
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外資系コンサルは、高収入を目指せることから転職市場でも人気のある業界のひとつです。全体的にハイレベルなスキルが求められますが、業務で身につくスキルや人脈はその後のキャリアの大きな財産となります。
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