転職ガイド Step 4 内定・退職手続き
退職の手続き
退職の手続きのポイントをまとめました。会社での手続きでは受領するもの・返却するものがありますので、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。また、保険・年金・税金など公的な手続きも必要になる場合があります。重要な手続きなので事前に把握しておく方が安心です。
退職の手続き
退職手続きには「会社での手続き」と「公的な手続き」の2種類があります。「会社での手続き」で受け取るもの・返却するものなどを把握しましょう。「公的な手続き」では、保険・年金・税金関係の手続きについて確認しましょう。
会社での手続き
退職するときに会社から受け取るもの
- 雇用保険被保険者証
- 源泉徴収票
- 年金手帳
- 離職票(転職先が決まっている場合は不要)。通常、退職後10日以内に交付されます。
※すぐに転職しない場合
国民年金・国民健康保険に加入する必要がありますので、社会保険の資格喪失を証明する書類(退職証明書や健康保険・厚生年金被保険者資格喪失証明書など)をもらっておくことをお勧めします。
退職するときに会社へ返すもの
- 健康保険被保険者証
- 社員証やIDカードなどの身分証明書類、社章
- 通勤定期券
- 制服、作業着(貸与を受けていた場合、クリーニングして返却)
- 名刺(※仕事を通じて受け取った名刺も原則として会社の所有物のため返却が必要)
- 書籍や参考資料、事務用品などの備品(※社費で購入したものは会社の所有物のため返却が必要)
- 業務用の関係書類(※業務上の資料や書類、作成物は原則として会社の資産のため返却が必要)
公的な手続き
失業保険の手続き
退職後に転職活動をする方にとって、「失業手当」や「失業給付金」と呼ばれることもある雇用保険制度の「基本手当」の給付を受けられるかどうかは、活動期間中の収入を左右する重要な問題です。失業給付金を受けるための条件や流れをご紹介していますので、確認しておきましょう。
健康保険の手続き
退職とともに、それまで勤務先で加入していた健康保険の被保険者資格はなくなります。転職先が決まっていない、または退職から次の職場への入社まで期間が空くような場合に、任意継続被保険者制度の利用や国民健康保険への加入のための手続きが必要となりますので、確認しておきましょう。
年金と税金の手続き
在職中は会社に任せておけばよかった年金・税金の手続きですが、転職のための活動期間中や再就職するまでに間がある場合には、退職後に自分で行わなければなりません。重要な手続きですから早めに済ませておくようにしましょう。
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